あと残すところ一日。
なかなか書けずに年末になってしまいました。
今年の秋は、当院の患者様に、四人の赤ちゃんが産まれました。母子ともに健康。なんと偶然にも同じ日に誕生された方もいます。
一人の方は、お近くだったので、産まれて直ぐに会う事が出来て感無量。産まれたてって、こんなにも美しいと感動しました。
三カ月が過ぎて、遊びにいらした際には、スクスクと大きくなって、抱っこすると、ずっしり重くなっていて、ニコニコ笑うようにもなり、あっという間に成長するなぁと、感慨ひとしおでした。
閑話休題。
女性は生まれた時に持っている卵の数が決まっていると言われています。卵子は、胎児の時に(生まれる前)、一生分の卵子がつくられます。500万~700万個。自分が生まれた時には、約200万個に減少、その後も減り続けます。小学校に上がる頃には約50万個に、中学校に上がる頃には10~30万個に減っています。毎月一つの卵子が排卵されますが、それ以外にも、月に数百個、一日にすると20~30個の卵子が自然に消滅していくそうです。
また、卵子も精子も老化していきます。なかなか赤ちゃんに恵まれない方、身体がどのような状態なのか把握されていない方は、まず婦人科で診ていただいてはいかがでしょうか?その上で、妊娠しやすい体づくりのお手伝いをさせていただければ幸いです。
来年も幸多い年でありますように。
(2016年12月30日更新)